あれから数時間経ち、福島県に入った頃にはすっかり夜も明けて朝になっていた。
HR副長は休憩することもなく、ひたすら下道を走り続ける。
地元の港町とは全然違う盆地特有の山々に囲まれた風景が日光の眩しさと共に目に入る。
2人で福島県限定のご当地タバコを吸いながら、お互いの生立ちを中心に普段しないような雑談をして盛り上がっていた。

このご当地タバコとは2004〜2005年頃に世に出回った●●県限定のタバコみたいなものが全国に散らばって販売されていたもので、先に述べるが高校時代はこれを目当てに遠征の勧誘にも精を出していた。
秋田・山形・宮城・福島・新潟・東京は勧誘しに行って買った。
他にあった京都や鹿児島限定のもHR副長がサンプルをくれて口にすることができた。
ご当地ものだからそこの地域に行けば買えるのなんて当たり前なのに、購入する度に「功徳だあ〜」なんて言っていたのだからこじつけにも程がある。
しかし、遠征勧誘ついでに「ご当地の名産物」やら「ご当地キーホルダー」なんかを経済苦ながら上手くやりくりして買い漁り、数少ない楽しみを生み出していた方々は少なくないのではないだろうか。。。


…さて、福島県の道も中盤に差し掛かった頃である。

HR「福島には郡山会館っていう顕正会の会館があんなやの、会館初めてだよね?せっかぐだがら記念すべき初参詣に行こうが!」

もっこり「はい。是非!HR副長は疲れないんですか?こんな長時間運転して。しかもまだ半分くらいですよね?」

HR「あー全然大丈夫だよ!あ、あれが郡山会館だ!!凄いでしょっ!?」

もっこり「まぁ、、、そうっすね!」

この時の会館を見た正直な感想だが、割と新しめなクリニック的な小さな病院と勘違いしてしまうような外観だったため、スゲースゲーとずっと諸先輩方から聞かされてきた私にとっては正直拍子抜けした。
…が、せっかく連れてって下さったのだからこんなこと口が裂けても言えないと思い、凄いですねと話を合わせる。
そしてお邪魔した感想だが、これに関しても自宅拠点を公共化させたような印象であり、正直なところあまり感動は覚えなかった。
強いて言えば、諫暁書や顕正新聞などが山積みになっており、いつでも購入できることに関しては羨ましさを感じた…ぐらいであった。
参詣を済ませ、また出発するとメールが来ていた。

勧誘しようとしていた人である。

内容は「ごめん、やっぱ無理」と。
これは流石に申し訳なさ過ぎると思った。
私が心から謝罪をして戻りましょうかと尋ねると、HR副長は貴重な経験だから本部に行こうと私の背中を押してくれた。


郡山を過ぎたあたりでガソリンが一気に安くなる。
HR副長が給油しようと慣れた感じで国道沿いのセルフスタンドに入り給油する。
どうやら、在京で毎月あった隊座という今で言うところの隊集会にAS支隊長やSSK班長と一緒に参加するために東京会館へと通う中で身に付けた知恵らしい。
いつも近所のあの町に新しい店ができただの、誰が高校辞めただの地元でそんな話に終始していた私から見たらこれがオトナの視界ってやつかぁ〜なんて少し感心した。


暫くすると栃木県に入り、栃木県では渋滞もあって知らない地名も増えてきたせいか随分と長い道のりに感じた。
本部会館の近くまで来た頃には夕方になっていた。

HR「もっこり君、今日は大宮に住んでいるTK班長さん宅に泊めさせでもらおう。」

もっこり「はい。でもこんな突然なのに大丈夫でしょうか?」

HR「大丈夫!WI総補も今回の一件は知ってるがらの。有難くも全部段取り組んで下さった。今夜は総補どOS副長ど青年会館で会う。んで明日の朝はAB君どSU副長って方ど合流するごどになった。」

もっこり「久しぶりだなぁ〜AB君。みんなとお会いできるのメチャクチャ楽しみですよ!」

HR「俺もだ。まぁ、本部で勤行したらすぐに合流しよう。」


本部会館で勤行をした後、2人で青年会館の方へと向かう。
HR副長がだんだんと早歩きになっていく。
笑顔で手を振るとおかっぱ頭でスーツ姿のがっちりした方とスキンヘッドでラフな格好をしていた一見怖そうな方がそこに居た。
どうやらおかっぱ頭の方がWI総補、スキンヘッドの方がOS副長のようだ。


WI「おー!HR君、もっこり君、お疲れ様。よく来たね。遠くから疲れてない?大丈夫?」

OS「こんちわっす!HRさんお疲れ様です。もっこり君はじめましてOSです。」

HR「総補、OS君お久しぶりです!」

もっこり「はじめまして!総補、この前相談に乗って下さってありがとうございます。OSさん、AB君が今OS班で頑張っているお話は聞いています。これからもAB君のことよろしくお願いします。」

WI「立ち話もなんだからいっぷくしに行こう。もっこり君は未成年だからな…いい場所がある。そこで話そう。」


皆で談笑しながら青年会館近くの団地へと向かう。
やっぱり見渡すたびに都会だなぁなんて思った。
地方の空気や水は美味いという話はよく県外の方々から耳にしていたのだが今まで実感が湧かなかった。確かに違う。
マクドナルドの看板がくるくる回っているのなんて田舎では絶対に見ない光景だったしそれだけで大きな街に繰り出している感覚を覚えて興奮する。コンビニの数も尋常じゃないくらい目に入る。WI総補の地元の新潟ではひと昔前は近所にファーストフード店すらない状態だったそうだ。
入信前の話だがよく地元ではふざけて夜中に道路の真ん中で寝転んでみたりしていたがとんでもない話だ。
ここでもしそんなことしたら確実に轢き殺されるななんて思った。
そうこうしているうちに団地の広場に着いた。


OS「AB君東京会館の近くに住んで真面目に頑張ってますよ〜いやー本当に有難いっす!もっこり君って入信いつなんすか?」

もっこり「それは有難いです!今年の1月16日ですね。JJさんの紹介で(笑)」

OS「へぇ〜不思議な縁っすね〜。ってかメチャクチャ新しい入信じゃないっすか!今まで何名入信させてきたんすか?」

もっこり「1、2…16人ですね。」

OS「マジっすか!?スゲー頑張ってますね!」

もっこり「ありがとうございます!でも今怨嫉とか凄くてメチャクチャ落ち込んでますよ正直(苦笑)」

HR「今日も肚決めてここまで来たんだもんね。」

WI「頑張れば頑張るほど魔は躍起になるからね。でも大丈夫、僕は何も心配していない。もっこり君が現に肚を決めてここまで来た訳だからそれくらいの信力と行力があれば魔を退治することはできるよ。仏法に対して本気になることが大事だからね。」

もっこり「そうですよね。頑張ります!」

WI「じゃ、そろそろ行こうか。2人共気をつけて帰ってね。あ、HR君これで2人でご飯食べに行きなよ。」

HR「あ、ありがとうございます!」

この時WI総補が渡したものは数千円のお金だった。
どこまでも慈悲深い方だなぁと思ったし総補の御心遣いにただただ感動した。
早速、2人で地元にはない「松屋」で食事をして、TK班長宅へと向かう。
しかし、WI総補へのこの気持ちも2年後には崩壊することとなる。。。


すっかり夜も更けて大宮のTK班長宅で一泊させて頂いた。
玄関には大家族が住んでいるのではないかと錯覚するほどに沢山の靴が並べられており、TK班長は普段着姿で笑顔で私達を迎えてくださった。
夜空を眺めながら、3人でコーヒーを飲んで入信前のことをそれぞれが語り合う。
TK班長はこの自宅で自殺未遂を何回も繰り返していたそうだ。
決して明るい話題ではなかったが、新しい会員の顔を見ながら話を聞くということが新鮮であると感じた。


やがて就寝して翌朝、本部の早朝勤行へと向かう。
この時諸点供養と引き題目を初めて目の当たりにした私は、戸惑いまくった。
いそいそと集合場所へ向かいながら、これが本部スタイルなのかなぁなんて思った。
青年会館に行くとAB組長とSU副長が立っていた。


AB「久しぶりだのもっこり!」

SU「どうも初めまして。遠いところからわざわざ!有難いね。あ、この缶コーヒーみんなで飲みましょう。」

もっこり「久しぶりだのAB君!都会人になってもお元気そうで(笑)SUさん初めまして。コーヒーありがとうございます!」

SU「まぁ話は色々聞いてるよ〜今怨嫉大変なんだって?俺も落語家やってたんだけどさ〜師匠や同業者から散々言われまくって破門になっちゃったんだよね。まぁでも何があっても大丈夫ですよ!魔障を乗り越えた後に絶大な御守護があるからね!」

HR「ですよね。SUさんのこの前の登壇有難かったですよ〜!」

SU「いやいや、私なんか能無しなもんで未だに芸人ですわ。。。」

AB「…そろそろ行かないと。HRさん、また是非来てください!もっこり、理論書ちゃんと読めよ〜ただでさえお前は勉強嫌いだがらの(笑)」

もっこり「う。。。が、頑張ります(笑)じゃあまた!!」


ーこうして色々な方々とお会いした初めての本部参詣。
ずっと会えなかった同じ組織の人達とお会いできたのは大きな収穫だったと感じた。
HR副長も珍しく笑顔が絶えなかったし、これであとは頑張るだけだと思った。


ーあれから1週間程経ち自宅拠点にて


AS「HR君引きこもりさなてしまった。。。」
 

あれからあっという間に夜になった。
傍らには不在着信が多数残る携帯電話があり、両親と大揉めした直後から全く触っていない。

故意的ではないが顕正会の先輩方を裏切ってしまった様な後ろめたさ、家族から全く信頼されていない哀しい現実、今後周囲の方々と共に本当に幸せな方向へと進めるのかという将来への不安など…
様々な感情が入り混じり、静かに涙を流し続けながら暫くベッドに腰をかける。

諸先輩方には大変申し訳ないが、今は電話には出たくない。

暫く1人になりたい。 

静けさに包まれる街並を窓から眺めつつ、ただただそう思った。

その日の夜に奇妙な夢を見た。
今でもはっきりと覚えている。
AS支隊長がだいぶパンパンに太った状態でなおかつ、真っ赤でぴちぴちしたF1レーサーのつなぎを着用して登場した。
後ろにはシンプルなつくりのレース場と白いレーシングカーがあり、彼は開口一番に私にこう話す。

AS「あのやぁもっこり君、俺このとおり有名になれそうだがら退転する。顕正会、辞めるわ。」

この発言の直後に横を見るとSSKさんが居て、感情を込めて何かを訴えているが何を話しているのか全く聴こえない。
そしてそのままAS支隊長はSSKさんの存在を気づいていない様子のまま、みるみる更に身体を膨張させつつ身体の色も薄くなり続けてとうとう消えた。

この時点で私も咄嗟にベッドから起き上がる。
額に手を当てると冷や汗をかいている。
何故か異常な胸騒ぎがした。
今まで手に取ろうとしなかった携帯電話に自然と手が伸びる。
着信数はおよそ20件。殆どがAS支隊長とSSK班長からだ。
当時はまだ「常住此説法」の意味も知らなかったが本能的に連絡しなければならないと感じた。
が、ふと時計を見ると深夜の3時頃だ。
あまり考え事をしたくなかったので、そのまま無心で勤行をする。
そして眠れない私は机の中からとある物を引き出す。
キーホルダー式になっている小さなテトリス。
私が幼少の頃、真夜中に化粧室へ赴こうとする度に目撃した、母上がゲームボーイのテトリスを目を充血させ、物凄い形相で睨みながら「黙って化粧室へ行きなさい。絶対アタイに話しかけんな」オーラを半端ない勢いで醸し出していた光景を思い出したからである。
真夜中に目的もなく無心でかつ無音で行うテトリスは確かに気が紛れた。
自分が自分であることを忘れそうになるのが恐らく、自己嫌悪に陥っていた私にとっては心地が良かったのだろう。

辛かった時の気の紛らわし方…顕正会に籍を置いていた頃、もしくは今籍を置いている皆様はどんな気の紛らわし方をしていたのだろう。
ひたすら折伏もしくは唱題祈念申し上げよと大幹部の方々は口々にしていたが、凡夫であるが故に遠回りすることは多々あるであろう。

そんなこんなでそのまま学校へと直行して、夜にAS支隊長へと電話をかける。

AS「なして昨日来ねがったのや?心配したぞ。」

もっこり「すみません。実は昨日両親と…」

AS「あー成る程の。深く考えねくていよ。それより折伏だ折伏!肚決めよーぜ!」

もっこり「いや、正直今はそういう気持ちになれなくて…。」

AS「もっこり君は魔にやっつけられでるよ。弱い自分を絶って折伏せしないどダメだぞ!」

もっこり(そんなごど言われでも…)

とりあえず拉致があかないと察した私は、空返事をして電話を切る。
次にSSK班長に暫くしてから一呼吸置いて電話する。

SSK「話は支隊長がら聞いだぞ。肚決めねーどダメだな。魔が入ってるよ。」

もっこり(どうやっても折伏しろってが?それが気持ち的にキツいがら相談してるんだげどな。)

班長にも空返事をして部屋で考え込む。

もっこり(折伏やれば文句無いんだよな?それなら…)

この時私が思い付いた方法は遠方での勧誘。
振り返るほどに情け無い話だが、こうする以外に思いつかなかった。

1週間程メンバーで話し合い、勿論近隣から当たろうだの逃げ腰だの様々な言葉が行き交った。が、私も負けじとどうしても救いたい人がいると反論し続けながら諸先輩方に頭を下げて、漸くお許しを頂けた。
先輩に連絡して半分無理矢理に予定を入れた。場所は東京。
HR副長がご同行して下さる形となった。
後になって聞いた話ではあるが、交通費は皆でカンパして下さったとのこと。
今考えても当時のことに関しては、私の勝手な感情で結果的に諸先輩方を振り回していたことは心から申し訳ないと思っている。

家族の目を盗み、身支度をして真夜中に家を出る。
星空がとても綺麗な夜だった。

HR「じゃあ、行こうか。道中また2人でヤン様タイムだな。」

もっこり「ヨロシクお願いします。」

こうして真夜中からの男2人旅が始まった。 


※お読み下さった皆様へ/अनुरोध

For Japanese
現役顕正会員さんのご相談や愚痴などを受け付けます。懐かし話などでも大丈夫ですので、何か感じられた方はお気軽に下記のご連絡先にメッセージを頂ければと思います。
但し、変なのには全魂込めてシカト致しますので何卒ご了承願います。

For nepali
यदी तपाईंहरु को रूम सम्मा केन्स्योउकै"नन्म्योउआवरएङेक्योउ"को मन्छे आएको अनि मेरो मैल अद्द्रेस्स सम्मा मेस्सगे दिनुस ।
केन्स्योउकै को दर्मा म एक्दम नराम्रो ग्रूप त्यसैले । 

罪障もっこり副長(मोक्कोरी)
gozaise_no_cocacola@icloud.com

2005年4月電話にてー


AS「俺、結婚するごどさなりました。」 

もっこり「うおっ!?マジっすか〜。。。突然でびっくりしましたよ(笑)おめでとうございます!!」

AS「ありがどっ!今度式挙げる為にカミさんど一緒に本部さ行ぐわ〜!」

もっこり「顕正会でも結婚式があるんですね?なんか、、、どんな感じなのか想像つきません(苦笑)」

AS「んだろ(笑)まぁざっくり話すど御本尊様の御前でカミさんど一生涯共にするって誓う感じだ!もし離婚したら頭破七分だっての。」 

もっこり「なんか、メチャクチャ厳粛な感じですね!お気をつけて行ってきてくださいよ。あ、土産話楽しみにしてます!でも、どうして今なんですか?」

AS「それはの、カミさん総班どAS支隊の誓願が突破でぎだがらだよ。お互い誓願勝利しねぇど結婚する資格なんかねぇど思っての。んでもっこり君が1番に貢献したがら、だがら早ぐ報告しねばど思って。」

顕正会幹部あるあるの誓願勝利しないと恋愛やら贅沢やらする資格なんかないという言い回しだ。
私もこれ以降よく耳にする言い回しである。
決まってこの話を聞いてからは後味が悪い。
当時の私も少なからず違和感を感じたものである。
本当にそういうものなのか?と。
じゃあ俗に言う「化石信心」と呼ばれる人達には何の資格すらないのか?と。
しかし祝福すべき場面だ。今は私感を殺してAS支隊長に気持ちよくおめでとう!とだけ話そう。よし!
そう自分の中で決めて、精一杯の祝福をした。

やがて電話を切り、部屋で冷めたコーヒーを飲み直す。
すっかり電話に夢中で飲むのを忘れていた。

もっこり(大悪起これば大善来たる…か。)

走馬灯のごとくに先日の悪夢の入信勤行が頭の中によぎる。
と、同時に本当にこれでよかったのだろうかとも考えた。
現に後輩2の祖父はこの短期間で認知症を患い、家を出て行方不明になった末に日本海沖で変死体になって発見された。
これがもし、顕正会で言うところの罰の現証であるならば、仏法は残酷であるという見方もできるよな。なんても考えた。
私がニセ本尊を見せて罪障を積ませた結果がこれだと今振り返れば思うが。

確かに仏法に無知は許さない。
これが仏法の厳しいところであり、仏法の行者として信じて行じるだけではなく、正邪や化儀を学ぶこともまた臨終までの課題となる。
私は元々一度考え込むとどツボにハマるタイプだ。
故に、当時は身体が動くのであれば考えずに戦えと、自己暗示をして無理矢理消化させてきた部分がある。
仏法に対して考え込む事自体が煩悩障であり、歓喜を失わせる魔障だと思い込んでいたからである。

この時はあまり深く考えないようにと、1番何も考えてなさそうな人物に電話をかける。
そう、NNだ。

もっこり「もしもし、ASさんも結婚するんだってや。お前の親父さんに続いてめでだいごどが連発だぜ!」

NN「は?ASって誰や?」

もっこり「ん〜…あれだ、お前らがあん時神ッパどが言ってだろ?あの人!」

NN「お〜、あのメガネASさんっていうなが。真面目そうだ顔してちゃっかりやるごどやってだなの。ぶっぽーだげじゃあねがったなが〜(笑)」

もっこり「メガネって(苦笑)まぁそういうごどだ!なんでも顕正会の本部会館で式挙げるみだいだよ。」

NN「んだなが〜ってが結婚式の時ASさんどんな表情でぶっちゅすんのがなあぁあああ!!(爆笑) 」

もっこり「さすがに本部会館でそういうごどはしねぇだろ!あの人はお前どは違うがら(笑)」

NN「俺のほうが清楚系だがらの。なんかASさんに2人でお祝いしよーぜ!」

もっこり「それは絶対ないわ(笑)いいね!飯でも食いに行ぐが?」

NN「つまんねーな、脳みそ使え。」

もっこり「お前に言われたぐねえよ。じゃあなんだったらいいのや?」

NN「ASさんさエロビデオあげっがなぁあああ!!!(爆笑)全部俺のセンスで。」

もっこり「ばかやろう!却下だわ(笑)…まぁ、焦らず追々考えますか!何事も深く考えないお前がいい意味で羨ましいわ。とりあえずまだなんかあったら電話するわ〜せばの!」


仏法の話をしようとしたが、馬鹿話で殆ど終わってしまった。
逆にたくさん笑えて私の方が癒された。
冷めたコーヒーがうまい!当時の私は歓喜が心から充満していた。
周囲の方々が確実に幸せな方向へと進んでいるのだと。
そして、この時はまだ知る由もなかった。


顕正会を辞めるかどうか、しばらく悩み続ける日が来ることを。


2005年4月下旬AM9:00学校にてー


担任「えー、今日は皆様にえー、学校生活をおくるに当たってえー、気をつけていただきたいことがあります。」

担任はプリントを見ながら険しい表情で私を含めたクラスメイトに語りかける。

担任「えー、なんて読むんだこれ?けんせいかい?だな。ふじたいせきじけんせいかいという悪質な宗教法人があってですねえー、高校生をターゲットにしてえー、強引な勧誘をしているそうだ。皆さんくれぐれも注意してくださいね。えー、宗教にハマってる人間は意外と身近に居たりするもんだぞ!」

あとあと聞いてわかったことだが、これは全校で話されたとのことだ。
間もなくして、私は職員室に呼び出される。

担任「えー、もっこり。何でお前が呼び出されたか心当たりあるか?」

もっこり「どうしてです?」

担任「お前なんだよな?えー、なんだっけ?顕なんちゃら会に入って変な呼びかけしてるのは!」

もっこり「顕正会には所属しています。けど何を根拠に変とか悪質とか話してるんです?」

担任「大人の信者を同伴させて車に友達を乗せて断れないような空気作って勧誘活動してるそうじゃないか!えー、明らかに強引だよな?強引!友達なくすぞお前。だから速やかに勧誘はやめろ。な!」

もっこり「いや、でもあくまで選ぶ権利は相手であって…!」

担任「とにかくなもっこり!!えー、学校は勉強したり部活などに打ち込んだりしながら自分自身を模索しつつ将来の地盤を固める場所だ!えー、だから遊ぶ場所でも勧誘する場所でもない。えー、宗教に興味あるなら大学行って勉強するなり、えー、高校卒業して出家するなりしてだな、えー、やればいいだろ。なぁ!?えー、親御さんのすねかじってる間は静かに過ごせ。」

もっこり「つまり先生は自分に信心を辞めろとでも?」

担任「そこまで言うつもりはない。個人の自由だからな。うちの学校だって浄土真宗の学校だけどえー、あの人何やってたんだっけ?クリスチャンだ!そう、クリスチャンの先生だっている。えー、ただ関係ない人や学校や家族を巻き込むな!」

もっこり「幸せになるということに関して誰も関係ないのでしょうか?本当にいいものだと思って教えてるだけなんですけど。」

担任「そういうのが押し付けがましいんだよ。えー、それが周囲の人間に対してどれだけ不快感与えるのか分かるかお前?」

もっこり「どう感じようが相手の勝手だと思います!大事なのは信仰を保った後の真実、それからそれがいい結果なら人に勧めるのが慈悲なんじゃないでしょうか?」

担任「慈悲ねぇ〜ありがた迷惑だとしか感じないな(笑)えー、何回も言うがもっこりや宗教団体の価値観は否定しない。えー、だが!周囲を巻き込んで学校の秩序を乱すことはやめろ!以上だ。もうお前教室戻れ。」


殆ど自分が伝えたいことも伝えられずに話が終わってしまった。
まぁ当時はぶったまげた。朝っぱらから学校で顕正会の話が出てくるとはと。
顕正新聞の中に書いてある同い年くらいの高校生が登壇する内容が私の身にも起こったと思う程に心臓がバクバクして武者震いが止まらない。

もっこり(くぉ〜…すっげー!俺にもついに、ついに!本格的な怨嫉が、法華経の冬がきたぜっ!!…桜キレイだし今春だけどな。)


ここまでは大丈夫だ。
問題はここからである。
高校生顕正会員名物…

「家族の猛反対」だ。

この週の日曜日の早朝に日曜勤行のために外出しようとした、そんな時である。

もっこり父「お〜もっこり、最近日曜日はどえらい早起きだな。今まで朝帰りして昼過ぎまで寝でだ癖によ。」

もっこり母「ヤクザとタバコ吸いながら宗教活動でしょ?キチガイ同然だな。」

もっこり(…ヤクザ?ああ、SSKさんのごどが。でも何で知ってんのや?)

もっこり父「困るんだよなぁ〜そういうの。うち客商売やってるし、家庭に信仰持ち込まれるど。立派な営業妨害だぜ?」

もっこり「あのなぁ…そもそも人のごどヤクザどが決めつけんなやめろよ。」

もっこり母「街でヤクザがお前を連れ回してるどご見だ近所の人間何人もいるんだよ。それにお前の友達がらも聞いだよ。変な宗教にハマってんだって?頭大丈夫がお前?」

もっこり「変じゃねーよ。だがらさっきっからヤクザヤクザって決めつけんなって!」

もっこり父「なぁもっこり。じゃあお前は今なぜちゃんと飯食えて何不自由なく学校行けてる?今現在俺らの経済に甘えてる結果だしそれが全てだろ?自分の立場考えろよ。」

もっこり「………。」

もっこり母「これで分がったろ。お前がやってんの顕正会っていう宗教なんだってな。逮捕者も続出してる団体だぞ顕正会は!お前も犯罪者になりだいのが?」

もっこり「んな訳ないだろっ!逮捕者?ふざけんなよ。デタラメ言いやがって!」

もっこり母「デタラメじゃないんだ。インターネットで調べたら出てきた情報なんだよ。」

もっこり「16年間一緒に生活していて目の前で話してる俺よりもインターネット信じるのか?」

もっこり母「当だり前だろ。勉強もろくにできない社会的にも使えない落ちこぼれのお前を信用してどうする?」

もっこり「は?学力関係ねーだろ。じゃあオウム真理教なら高学歴集まってるがら信用でぎるってが?くだらねぇ考え方だな。ってかもう時間ねーがら行ぐわ。約束してる先輩待ってんだ。じゃあの!」

もっこり父「待でや!!」

私が玄関へと歩き出そうとした瞬間に、両親から羽交い締めにされる。

もっこり「何すんのや?離せ!!」

もっこり母「今がら一緒に精神科行ぐぞ!もっこり、お前は心の病気なんだ。洗脳されでるってごどは。現実逃避すんな、検査すりゃ分がるがら!!」

もっこり「意味分がんねぇよ!!顕正会で俺が、先輩が何悪いごどしたっていうのや!?なんで信仰してるだげで病気なのや?だったらまず俺を仏教系の幼稚園ど高校に入れさせだあんたが先に行ってこいや!!お?いい加減にしろよ!!」

もっこり母「お前がやってる邪悪な宗教ど一緒にすんな!!この親不孝者が、恥さらしのゴミ屑が!!」

全身を押さえつけられながら私が必死に抵抗する傍らで携帯が絶えず鳴り響く。


もっこり(もう無理だ、合流出来そうにない。。。ごめん、SSKさん…)


※お読み下さった皆様へ/अनुरोध

For Japanese
現役顕正会員さんのご相談や愚痴などを受け付けます。懐かし話などでも大丈夫ですので、何か感じられた方はお気軽に下記のご連絡先にメッセージを頂ければと思います。
但し、変なのには全魂込めてシカト致しますので何卒ご了承願います。

For nepali
यदी तपाईंहरु को रूम सम्मा केन्स्योउकै"नन्म्योउआवरएङेक्योउ"को मन्छे आएको अनि मेरो मैल अद्द्रेस्स सम्मा मेस्सगे दिनुस ।
केन्स्योउकै को दर्मा म एक्दम नराम्रो ग्रूप त्यसैले । 

罪障もっこり副長(मोक्कोरी)
gozaise_no_cocacola@icloud.com

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